歌詞

岐路にまたがって 太陽が飛び立つ 一筋の涙 確かにこぼれる 火蓋を切られた 傷なき者たち 息を震わせて 戦に溺れる 桜咲き満ちて 日の出が沸き立つ 祖国への愛と さすらい燃え散る四季の　花びら 鬩ぎあうこの世界で 誰を導いて すべからく夏鳥よ 飛び立てこの大空へ 彼方に眠る故郷は 日を待つ方へ 海辺に還る旅路よ 命を燃やして 友は奮い立つ 生き抜くことさえも 恥じらいと呼べる 岐路に立たされた 夢なき者たち 捨て身を誓って 玉砕の傷を撃ち戻せ 命をもがれて 戦友が落ちてく 火のついた得体が 水面に溶けてく 桜舞い散って 日の出が落ちてく 一筋の涙 確かにこぼれる 鬩ぎ合うこの世界で 誰を導いて すべからく夏鳥よ 飛び立てこの大空へ 彼方に揺れる故郷が 日を待つ方へ 海辺に朽ちる覚悟を 星が降るこの世界へ 僕を導いて 咽び泣く旅鳥よ 飛び出せこの大空へ 儚く散れる者は 日の差す方へ 神風の吹く末路を 走れ！