
歌詞
作詞:片野坂悠汰
作曲:片野坂悠汰
あのね、海が見たいの 理由は無いけど なんでもないんだけど 潮の満ち引きの間 ヒミツ話すの そんなのないけど まるで悲しいみたいに 海は鳴るのね 哀れむみたいに チャチな考え事でも 許されるみたいだ きみと同じように どんな空想の中も 描かれないような神性 ふいに解いてくれる気がしたの 何度混ざり合ったって ひとつになれないという あたしたちの呪い そこへゆけたらいいのに 海になれたらいいのに あたし、海が見たいの きみはどうなの あたしと同じなの あたし、海が好きなの きみはどうなの あたしと同じなの どんな矮小な理想も ここには置いてゆけるよ とるに足りないような罪も ここで まるで精神の余白を 埋めてくれそうな気がした まるで生死の余白を きみとゆけたらいいのに 海になれたらいいのに あたしはいなくなれない だからあの海を見てるんだよ くだらない空疎な都合で 心臓は止められない
楽曲解説
女性詞で語られるこの楽曲は、淡々と進行する展開ながらも、そのリリックの中では、親しみやすい言葉遣いと共に神秘的な独白が繰り広げられる異様な世界観を有している。変化するピアノの音色がその世界の色彩を際立たせるだけでなく、聴く者独自の想像を掻き立てるようなアレンジのクリエイティビティが魅力的である。
アーティスト情報
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