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作詞:タイム
作曲:オーディション用
すれ違う人たちの中で思うこと。 靴底と心ともども磨り減るこの頃。 嫌になった忙しない日々とその他諸々 いつかに戻りたいなんて言えやしないのさ。 笑いものさ変わらないと、毎夜毎夜気にしてたの、 なまけ癖がついて何も手につかずに沈んでたの、 現実と理想の狭間、はるか彼方へ 飛んでいきたいって思ってた。胸の奥のほうで。 溶け込んでいった人混み、 落ち込んでいった街の灯、 位置の高いビルの灯り、人はとても品がない。 群れに紛れながら、 背中丸め、肩をすぼめ歩く。 同じ向きに進む人々を連れてまっすぐ。 通り過ぎる憧れやあの場面を飾りたてる。 照明が反射し、映る疲れた顔だけ。 一瞥したガラス越しの表情は見慣れてる、 いつも今日こそ何かが変わるような気がしてる。 鏡に映るように、自分を反射させる街並み、 続く道のり、うつむくひとり、 群れの中で誰もいなくなった細い道を歩き疲れた頃に 自分が逃げ続けていたことを思い出す。 信号が赤になった、 もうちょっとで渡れたのに。 ヒビの少し入るアスファルト、お似合いの捨てられたゴミ。 色が変わるまでに立ち止まっていると時間に 置いてかれるような気がして、震えた。 すれ違う人たちの中で思うこと。 靴底と心ともども磨り減るこの頃。 嫌になった忙しない日々とその他諸々 いつかに戻りたいなんて言えやしないのさ。 笑いものさ変わらないと、毎夜毎夜気にしてたの、 なまけ癖がついて何も手につかずに沈んでたの、 現実と理想の狭間、はるか彼方へ 飛んでいきたいって思ってた。胸の奥のほうで。 帰り道は変わり映えの無い、 当たり前の毎日に凹凸すらも残さない。 十人十色、全てが一色、そんな風に見える、 モノクロに染まる、朴訥な僕の日常。 失ったものがどこにあるかなんて、 探し回ったって、意味がないと知りながらも、 引き返さずずっとここに、 体は時に縛られても心は常にこのまま、 布団に入り夢を見ても、心休まることはなく、 夜の闇が襲う、星も見えず灯探す、 ほんの数時間の孤独受け入れずに怯え震えてる。 テレビの明かりにすがる気持ちにはなれない。 目を瞑ったって意識は体から離れない。 何から逃げてるって?何を怯えてるって? 進まないでじっとして影に隠れてるって? そうなのかも、中身なんてこんなもんだよ。 ルーツ込めたブルース、ループに乗せるこの歌。 すれ違う人たちの中で思うこと。 靴底と心ともども磨り減るこの頃。 嫌になった忙しない日々とその他諸々 いつかに戻りたいなんて言えやしないのさ。 笑いものさ変わらないと、毎夜毎夜気にしてたの、 なまけ癖がついて何も手につかずに沈んでたの、 現実と理想の狭間、はるか彼方へ 飛んでいきたいって思ってた。胸の奥のほうで。
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