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自殺未遂と、回顧の歌です。
作詞:2997
作曲:2997
さながら英雄譚のようだ 祭壇の前でしたためた光 甘い匂いがしているから 思想は捨ててしまった きちがいと名前がついた 己と違わぬ水面に 繰り返し叫ぶのだ 裁きはきっと、じきに訪れる なあ これが幸福なら 旅路はもう無駄だったよ あの日死んだと同じであるなら 残り滓まで毒だというのか 千年後 誰もが忘れる ここにある国も 自殺未遂も 千年後 すべて失う それでもあなたを忘れられんから 復讐に俺を道連れにして 英雄譚のようで 序破急のない上辺だけのなにか 誰もがいなくなるのなら いっそ磔にしてくれよ 月極駐車場の看板が スニーカーの爪先にもたれかかる このあたりの電柱はすべて 地中に埋まってしまった 退屈な映画を不意に思い出す 殺したい奴の首に手をかけて 震えているだけの日々があって 季節を幾度も跨ぐうちに 静かになったこの場所には この痛みの肩書だけ残った 風景や仕草を愛している 街や能書きを愛している それらを蹂躙する怒りがあって すべて失った それなのに どうして俺は生きているんだ なあ これが幸福なら 旅路はもう無駄だったろ わかると言えるだけ地獄があった 反撃の手を貸すために筆を取った 千年後 誰もが忘れる 疫病の名前も 殴られた痣も 千年後 すべて失う それでもあなたを忘れられんから この曲をあらゆる理由にして 聴こえないならそれでいいだろう きっとお前もすぐに忘れる
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