歌詞

作詞：大久保綺音

作曲：大久保綺音

どれだけ片付けても、どれだけ飾っても この一室が 自分のものにならないの 何か一つ足りないような あてのない不安や寂しさ 眠れない夜を いっそ深くするのか 埋められない穴を無理やり彩るかのように なみだがこぼれた 肌に滲む この涙が飾りになるわけもなく 渇ききったこめかみの方 重くのしかかる 音を立てる パラディスデレステ 口ずさんだ おまじないに意味はなく 私にかかる前に夜に溶けてった どれだけ散らかしてもどれだけ漁っても 足りないところ 補える何かがない 何かが何かもわからない 年頃の承認欲求 そんな一言だけ 簡単に片せたなら あの人の寂しいの言葉も 時間が経てば無くなったはずだ 刺々しく丸いような すきまあいた この胸に 冷たく刺さる風が通る 不便な苦しみと生き続ける そんな酷く現実味のある人生予想図に 悲鳴に似た何かをかきだされたな 必要な時に必要な分のタスクをこなせば 生きてけるこの人生 全知全能の神様にこれ以上何を望めばいいか 彼も私も 誰も知らない 寂しさがかった この不安を 痛いの辛いの飛んでけって かきだすおまじない しぶとく居座り 腰を下ろす すきま風通るこの痛みと 上手く幸せになれるだろうか