
雨降りガーネット
トロン歌詞
作詞:戸塚大響
作曲:戸塚大響
雨降りそうな匂いの夕暮れの駅で いつか見たような柘榴色 浮き足立った気配の一月の半 ふいに君とすれ違った 最後に逢ってから数年 事実は小説よりドラマティック 忘れてた過去を思い出してきた もう一度だけ話したい想いと裏腹 逸らしたくなるような記憶で 浮き足立った気配の僕に気づいたか ふいに君と目が合った 突然君は僕に駆け寄って 「好きだと言ってたじゃないの」って 叱咤したとたんに降り出してきた 雨降り、ガーネットの爪で思わず かじかんでいる君の手を握った 逢えずに泣けずに過ぎたあの頃に 雨傘などなく濡れてる涙とrain 僕はロングコートの、君はスカートの 裾を濡らし歩きながら 老けてく夜にこのまま全部預けて 手を取り改札抜けて 直ぐに二人車両に飛び乗り 「連れ去ってくれるなんてロマンティック」 そう言う君はまだ寒がっていた 雨降り、ガーネットのような鼻先や 奥二重が列車の中でよく見えた表情 再び初恋をしてる気がして 知らぬ街へ窓の外の傘を抜かし駆けてくtrain どこかで観たような物語に うるさい雨音さえbgm いつしか二人、一つの傘の下 雨降り、ガーネットの唇で思わず ネオン街の蒼い夜に赤らむ表情 さよならあの日の懐かしさのまま 大人になど成れずにくもり硝子を濡らしてrain 雨が降り、そしてガーネットは 藍色の記憶の台紙の中一滴だけ落ちた紅色 翌朝よく晴れ、動き出した街と 逆の方へ自分だけが傘を持ち、帰ってくtrain
アーティスト情報
2022年結成 歌謡ロック 4ピースバンド 黒澤志龍(Gt.) 戸塚大響(Vo.) 勅使河原(Ba.) 山崎奎吾(Dr.)











