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作詞:原龍太朗
作曲:原龍太朗
この時代のこの場所に生まれてこなかったら この何もない町に何も感情はもたなかったのだろう 何度も通った駅から家までの長い帰り道も あともう少し続いてほしいとは思わなかったのだろう 錆びついた自転車に乗って適当にまわるたびに いろんな物が無くなっていることにふと気がついて 野球の後に寄ったかき氷屋は空き地に変わり あの子と帰った商店街はシャッターが降りたまま 忙しい日々が続いて大人の顔になってしまっているけど この町に帰ってきた時だけ表情がゆるむ きっとこの歳になったからこそ気がつくのさ ここは僕の生まれ育ったかけがえのない町だってことに この時代のこの場所に生まれてこなかったら きっとこの町に来ることは一度もなかったんだろうな この時代のこの場所に生まれてこなかったら イヤホンつけてこの窓から空を見ることもなかったのさ この時代のこの場所に生まれてこなかったら 君にも逢えなかったし君とも話せなかったのだろう あの子は今どうしてるのかな 気にはなったけど あの時のメールアドレスしか連絡先は知らなくて 偶然通らないかとコンビニの前で座っていても もし通ったら声をかけずに終わってしまうだろう それでももう一度でいいから会ってみたいのさ 僕の青春時代の全てを捧げたあの笑顔に 今の君はどんな姿で何をしてるのかな 今もあの時もこれからも考えることは同じなのさ この時代のこの場所に生まれてこなかったら 君で傷ついて落ち込んでを繰り返すことはなかったのに この時代のこの場所に生まれてこなかったら 君の笑った顔に胸を押さえることもなかったのさ 懐かしいと感じる時は嬉しいはずなのに なんで表情はこんなにも悲しくなるのだろう 昔までの懐かしいとはまた違うものだった あの公園のブランコも見たいし今日は遠回りして家に帰ろうかな この時代のこの場所に生まれてこなかったら 僕は今とまったく違う大人になっていたんだろうな この時代のこの場所に生まれてこなかったら この町にまた帰ってきたいとは思わなかったのだろう この時代のこの場所に生まれてこなかったら
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