
歌詞
作詞:Uka
作曲:Uka
坂道を上ったら夕焼けの明るさが カメラを反射して上手く映らない あなたの顔も暗転して誰だか分からない 砂利道の感触が靴の裏をなぞる 時々ふと躓きそうになる あなたはそれでも振り向くだけで止まってはくれない いつまでも、いつまでも、流れる水のように どこまでも、どこまでも、流れる川のように とめどなく、とめどなく、流れていくこの涙を どうやって抑えれば良いのか教えてよ 「愛している。」の言葉の本当の意味も 分からないまま大人になっていた 好きと愛の定義を無駄に分ける理由は 何でも良いけど見透かさないで 黙って頷いているだけで良いの そしたら何でもかんでも笑えるさ 坂道を下ったら朝焼けの眩しさが ミラーに反射して目を背ける 昨日の夢も反転して記憶すら残らない 濡れた道の匂いが足元を撫でる 時々ふと転びそうになる あなたはそれでも手を振るだけで待ってはくれない いつまでも、いつまでも、揺れるあの風のように どこまでも、どこまでも、揺れるあの雲のように とめどなく、とめどなく、揺れているこの鼓動を どうやって隠せば良いのか教えてよ 「幸福」の味と匂いも知らないまま 分かったような気になってしまった 夢と現実の境界なんて曖昧でいいや 強がりで泣き虫の私にはもう これ以上何も聞かないでほしいの それで世界の全部が映せるさ あなたのその横顔が私の夢に出てくるけれど ぼんやりしてしまって思い出せられない レンズの先に結ばれたあなたの像が私の瞼と重なる 「愛している。」の言葉の一欠さえも 伝えられないままになっていた 最早この感情の終点が靄って見えないくらい 「愛している。」の言葉の本当の意味も 分からないまま大人になっていた 好きと愛の定義を無駄に線引きする理由は 何でも良いけど引き裂かないで どうでも良いんだろうけど忘れないで そしたら何でもかんでも笑えるさ 「会いたい。」の言葉を放つ本心も 「待っているね。」に含まれる本音も 端と端を架け渡すあの星座のように 繋がれたこの運命を手繰る愛も 綴られたこの運命を追う愛も 何でもかんでも叶えてみせるさ
アーティスト情報
シンガーソングライター。











