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ukiyojinguです。 2000年代以降、私たちの世界はもはや到底理解できないほどの情報に包まれ、あらゆるものが情報として記録されていく高度情報化社会が誕生しました。その結果、自らの思想に迎合するような形での情報の改ざんが行われ、何が事実であるかが誰にも分からない、いわゆる「ポスト・トゥルース」の時代が到来しています。 これから先、私たちの情報とその背景にある「事実」はどこにあるのか。そしてこのような事実の喪失に対して、アーティストは何ができるのか。 この曲はこれまでのukiyojinguの全ツイートからの引用になっており、文章自体は過去に私が残したものに違いはない。だが、もはやこの日記に記録されているツイート=情報は、引用元のツイートの記録からコラージュ的に単語を抜き出している部分もある。その結果、当時のツイートでの主張そのままが再現されているわけではなくなってしまう。 その時、過去の色褪せているツイートたちは、別の可能性をもはらむことが可能になる。 これから先、事実はどこに向かうのか。その答えは分からない。であるのであれば、せめて過去の事実をもう一度並べることによって、事実を保存できればと、そう思います。 ukiyojingu作品集 『arts and figure——C.I. vol.2』 1. archetecture(new edit) 2. upstair 3. humanity 4. media 5. queue 6. debris 7. terminal https://ukiyojingu.bandcamp.com/ https://ukiyojingu.jimdo.com/
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