歌詞

作詞：いせひろ

作曲：いせひろ

濁った目の猫 その背骨に沿う夜を 中身のない言葉たちが 今日も駆け出す 触れないで 届かなくていいよ きみは 眠らない街で踊る 僕だけに見える綺麗な異星人 JR山手線と銀河鉄道を乗り継いで 金星にある 遠い遠い きみのまちを目指すの 平凡な今までのこと、笑えない傷と昨日のこと 変声期前の言葉で傷つけていたんだね ドラマチックな人生が約束された人間は 知っている中でいちばんダサいラブソングが似合うよね 言えないね 許さないぜ 絶望は日向にある幸せに化けているって知ったから 健常なララバイと、染み 響かない夜は濁ったまま どうしようもない正義を抱えて きみがいつか中学生みたいな恋を忘れて 大人になっても 変わらないでね ねえ、もしも 諍いのない穏やかな日々に出会えたなら 金星にあるユートピアを きみとふたり、目指すの 祈って願って忘れていた くだらない夢を叶えに行こう 東京にある 狭いこの部屋を出たら 「僕ら、エイリアンみたいね」 守れなかった約束を数えて