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別れの唄
作詞:Utaki
作曲:Utaki
静かに来るべき日を 僕は待っている 100年後の未来には 今在る命は殆どいない 明日という材料が 勝手に支給され 僕らは自由にそれを 形にしてきたはず 廻り廻って巡り巡って 太陽と月に挟まれて 唄を描いて絵を書いて 埃を被って眠っている “さようなら”をちゃんと言える事 いつからか甘えていた その時は確かなものでも いざ来ると思うと怖くって 斜陽から聞こえた気がした あの時のままの声で それが幻だとしても とても愛おしく思うんだ 君が遺してくれた 謎々は解けないまま 僕の勝手な想像だけで ただ心を飾る 置き忘れてしまった 数々の言葉や仕草 取りに帰ってみたけど どう仕様もない 音や匂いや色や温度が 偶に何かと一致する 勘違いだと思うけれども 目を向けてしまうんだ 最初から決まっていた それに僕らは抗った だからって後悔はしてないよ 馬鹿らしいやって笑えるんだ “さよなら”って呟いてみた 今じゃもうひとりごと 微かに感じた君の気配 伝わってくれたらいいな 頼むから忘れないでくれよ いつか君に会いに行くから 何時になるかわからないけど 自分で決める事もできるけど 僕から奪ったものは 君が僕にくれたもの だけど唯一守ったもの その埃を今、はらったんだ
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