歌詞

夜風にゆれる草のにおい ひと夏の終わりが近づいて 君がとなりで笑ってくれる それだけで　胸があたたかい まだ何も始まってないけど この時間がずっと続けばいい そう願う自分に気づいて 少しだけ　目をそらしたんだ 流れる星に願いをかけた 「来年もまた一緒にいれますように」 照れくさくて言えなかったけど あの瞬間　本気で思ってた 夜空に流星群を見てる二人の背中 背中をくっつけながら こう言った 「また来年もここで一緒に見よう」って 流星群が夜空を走るたびに 君と重ねた季節がよみがえる 一秒先も永遠みたいに 輝いてた　君の横顔 約束なんてなくてもいい でも「また来年も」って言ってくれた あの言葉が　今も僕の 空を見上げる理由になってる 秋の風が少し冷たくて 君のぬくもりを探してた 言葉にしなくてもわかるって そんな風に　思い込んでた 小さなすれ違いの中で ぎこちなくなった帰り道 でもふと見上げた空の先 また流星が流れていた 「ごめんね」って言う代わりに 君の手を強く握りしめた そのぬくもりが消えないうちに 素直な気持ちを届けたかった 時が流れて　季節が巡っても 君と見上げた空は　色あせない あの日の光は今も 僕の中できらめいてる 流星群が夜空を走るたびに あの日交わした約束がよみがえる 君の笑顔　今も胸の中で あたたかく　僕を照らしてる たとえ遠く離れていても 同じ空を見上げていられるなら 「また来年もここで会おう」って きっとまた　願いをかけられる