
わがまま
浮優歌詞
作詞:浮優
作曲:浮優
なんでもないから嘘ついててよ。そうやって夢を見た。忘れかけていた嘘の記憶が頰を濡らす。 簡単なことさ。人生はいつも想像の逆を行く。思い通りに過ごせたことなんて一度もない。 いつか振り返ってしまうだろう。現在も過去も未来も全部。 月が隠れて消えるように今も覚えている。 夢に落ちる前に全部忘れさせて、なにもかも。ずっと覚えていたいことなんてない。だからね。 残念なことに人生ってやつはいつまでも流れてく。何もしなくても何かしたくても老いていく。 何でもかんでも知らないままなら今だけを見つめてる。嘘の記憶と今の1秒で生きていく。 嘘が嫌いだったあの人も本当のことだけ求めてた。 今なら分かることもあるね。そんなの嫌だ。 関係ないけどね。ずっと覚えていて、僕のこと。 何も気にしたくないけど気にはされたいから。 変わっていった人を見た。僕のせいで。 変えられない過去を見た。今も覚えている。 いつかは一人で生きていけたらな。なんてどこかで思ってる。夢でも無理だけどね。 夢に落ちる前に全部忘れさせて、なにもかも。ずっと覚えていたいことなんてない。だからね。 何もやりたくない。何も考えない。とりあえず息は続くけど死んでも気づかないね。 なんでもないから嘘ついててよ。
アーティスト情報
島根県安来市出身。23歳のシンガーソングライター。 エフエム山陰主催、第17回あまばんでグランプリを受賞。











