歌詞
作詞:若草屋北斎
作曲:若草屋北斎
まっすぐに最短距離で 行ける筈なのにまだ着かない そのうちに目的を見失い どうでもよくなり止めてしまう ひび割れた唇 真面目に生きるにはまだ若い 役に立ちそうな言い訳 理由の分からないことが多過ぎる 人のいない場所はないのか 病気なのは分かってる 隣の家はこれから大変だ そんなこと知ったことじゃないが 「どっか具合が悪いんじゃないのか?」 一応心配な振りをしてみただけさ 土地をめぐる争い 少し働き過ぎの今日この頃 今までと同じやり方 くだらない議論など聞きたくはない あんたの名前だけ貸してくれ 病気なのは分かってる 茶色い色の蛾の幼虫 つけっ放しのテレビの画面 灰皿の中の燻る煙 ごみ箱の周りに散らかる紙屑 傘を差した人の群れ 技術水準の高さには驚くばかり 煌く夜のネオンと雑踏 物貰い達は寄り添って眠る ポケットの小銭を弄ぶ 病気なのは分かってる 俺のことは放っといてくれ 俺のことは忘れてくれ 救いようがないほど悪い 病気なのは分かってる
楽曲解説
例えば詐欺等、あこぎな商売で悪銭を稼ぐことを生業とする者の心の闇と葛藤。自分の異常さを認識しつつもそこから抜け出そうとはしない開き直り的心理を現代日本社会が抱える闇の一面として捉え、自分にも少なからずそういう要素があることを認識すべきと警鐘を鳴らしている(なんちゃって、ホントはそんな大それたテーマではないです)。
アーティスト情報
地元会津を愛し、猫を愛し、音楽をこよなく愛する者です。 現在の日本の音楽シーンにいささか閉塞感を抱いており、新たな地平を切り開こうと、2014年5月より、音楽業界における現代版北斎こと「若草屋北斎」として活動を開始しました。 ポップ・普遍的でありなながら他に類のない個性的音楽世界の構築を試み、詩とメロディーラインには妥協を許さないことを信条としております。 また、楽曲については、オーソドックスでありながら革新性を追求した音作りを目指しております。 類似した作品や他のアーティストの真似と言われるものがない、40曲以上の作成を目標に目下作品を制作中です。











