歌詞

作詞：前田爾子

作曲：前田爾子

チリチリになった黒い影 眺めているのが嫌になった 二度とも見られぬ夢を忘れ 知らず知らずに息をする 目が眩む霧の奥で 誰かが僕のことを呼んでいる 夏が過ぎて 誰が風になる？ それが何になる？ 命知らずに 蝉が落ちて 誰が鳴いてやる？ それが何になる？ 一人解らずに 青く まだ余生は過ぎんよ 瞞しに過ぎんよ その次もその次も 君を想っている 花火が降って 誰が見つめてやる？ それが君になる？ 二度と歩けずに 風鈴が揺れて 誰が聴いてやる？ それが歌になる？ もう要らないの 消えないで 消えないで 行かないで 行かないで 知らないで 知らないで 逝かないで 逝かないで そんな声も もう足りやしないからさ こうやって やめるしか無いんだ 夏が過ぎて 誰が風になる？ それが何になる？ 命知らずに 蝉が落ちて 誰が鳴いてやる？ それが何になる？ 一人解らずに 君が死んで 誰が泣いてやる？ それが僕になる？ 生きるのも思しい 僕が生きて 君を愛してやる？ それが何になる 散々に砕いた 青く