歌詞

メーデー メーデー メーデー レイニーデー メーデー 私は夢であなたの声を聞いたよ 忘れていたパフェの味 花瓶 コーヒーの気 今はなしの礫 やるせないと突き飛ばしてよ 腫れた電池と途切れた鼓動 助けないで 突き飛ばしてよ 突き飛ばしてよ 突き飛ばしてよ しとど止まぬ粒に抱かれ 背中に際した犬の目 踊る光と屋上へ駆け上がる そんな夢を見たの メーデー あなたは遺影にすらなれずに何処へ 凍えてしまった しまったよ 何を悟り目を瞑ったのだろう 未だ惑う霧雨の中 右手にはもう無い傘 やるせないと突き飛ばしてよ 貰った覚えのないこの痣 噴いたとてあなたはそこにいないから 果たせないけど赦してくれよ 差し伸べるには手遅れた模様 哀れんじまうけど赦してくれよ 赦してくれよ 赦してくれよ 白いビニールの棺に伏した 揶揄うような烏の声 ダウンが羽を吐いてあなたを乗せる そんな夢も見たよ 通り過ぎた鳩は私が見捨てた夜さえも絆して去っていった いかんせん偽善に過ぎやしない 自然に死んでゆくエンディングナンバーファイブ 偽善に過ぎやしない 過ぎやしないんだ やるせないけど思い出すよ ダレた正義を立て直すよう あなたを思い出すよ 思い出すよ 忘れないよと 届かない 雨も声も ベランダに絡む赤い雲 消えぬような痛みをまだ叫んでいる 忘れないよと 忘れないでと