歌詞

そろそろ旅する季節が来る 草むらにぐっすり眠れる そんな季節さ ハイライトとギターがあれば 準備は充分 鈍行が連れてくのは 北か南か オイラのシャツは疲れている ズボンの裾はボロで 靴はくたびれて それでも捨てられない 相棒だから 根無し草の旅に ファッションは無用だ 足を向ける先はコインで決めよう 風の便りが良い場所を教えてくれる オンボロのバスに乗り 貨物の背に揺れる 明るい街並みは 遠くなるばかり たまにゃ誰かと旅に出よう 詩人 家出少女に 学者や犬だって 一緒に酒を呑み 語り明かせば 目指す先は同じ 仲間とわかる ギターをかき鳴らし 歌い踊ろう ご機嫌ナナメの 月だって腹抱え笑うよ 朝日が昇るまで みんな付き合いなよ 別れの道につけば また一人旅 足を向ける先はコインで決めよう 風の便りが良い場所を教えてくれる 後ろを振り向くな 嵐の前を見よう 仲間はもういない これからは独り 死に場所探す 旅なんか無意味だよ マヌケな生き方でも 長い旅にしょう