歌詞

交差点の前 傾く標識に目が眩む 排気口から出た空気が 昨日を撫で下ろしている ふざけ過ぎた街が今 等速で揺れる 指の端で弧を描く 0.5人が染み込んだ 一台分空きのある 場所に書いてる文字を目指して　 今すぐ 透明な海に浮かぶ もうこの街じゃ泳げないと分かった夜 恒星僕らを燃やして　 もう何もかも置いて憩う 転んだ時にできた傷は 未だに時々悼んでいる 昔遊んだ公園は 四角いビルに変わるらしい 隣り合っていた夏が それぞれで涼む 緩み出した弧が描いた 染みが明日を希釈する だらしないと思ってた 細い筒に灯りが憑いても 昏くて 憧憬が日々を塞ぐ もうこの耳じゃ聴こえないと分かった夜 後世僕だけ燃やして この辺りでもういいよ 透明な海に浮かぶ もうこの街じゃ泳げないと分かった夜 後世僕らを燃やして もう少しだけ遠くへ行こう 透明な海に沈む もうこの星じゃ浮べないと分かっていた 恒星今だけ照らして 朝が来たらもういいよ またいつかこの場所で