歌詞

作詞：ゆきみ

作曲：ゆきみ

冬の匂いが混じりはじめた あなたの好きな小説を読む 乾いた空気が心を連れ去る 「巴旦杏」を辞書で引いて アーモンドのことだと知る 映画の半券をしおりにする 本を閉じる度に思い出すの 手を繋いだエンドロールを 会えない日の方が多いから 少しでも暮らしの中に居て 巴旦杏にはチョコレートを 寂しい日には優しい音楽を だからうたを歌って欲しい わたしのために愛のうたを 歩道の上に落ちた枯れ葉は 砂になるまで踏み潰されて それでも美しい黄色を貫く 今日はどんな風に過ごすの あなたの言葉は嬉しいけど 今はこの胸を埋めて欲しい 巴旦杏にはチョコレートを 寂しい日には優しい音楽を だからうたを歌ってあげる あなたのために愛のうたを 取るに足らない風景の前に 立ち止まれるあなたが好い 幾重に憂いが押し寄せても また駅前で落ち合う日まで 巴旦杏にはチョコレートを 寂しい日には優しい音楽を だからうたを歌って欲しい わたしのために愛のうたを 巴旦杏にはチョコレートを 寂しい日には優しい音楽を だからうたを歌ってあげる あなたのために愛のうたを