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作詞:ken
作曲:kuota
あと何秒経てば 鼓動は鳴り止むのか 傷を隠して 独り嘆く 日々朽ちていく 人であるための感情 生きるためだと 他人を喰らう もし独りじゃなかったら 爪も牙も もういらないのに 灰色に染まる月が 偽りを照らしていく あと何度描いても散りゆく刹那 独りきりの夜が 過ぎる 過去を切り裂く頃に 終わりを告げる声 月に吠えた。 独りの夜に 孤独は満ちて 影に隠れて 声を殺す 慣れた景色に 冷めた目をして 瞳の奥の 雨は続く 滲む悲しみは 晴れることなく ずっと 繰り返し 傷つけて 流れていく 赤い涙 声が独り響くたびに 消えそうな光に向けて鳴いた 灰色に染まる月が 偽りを照らしていく あと何度描いても散りゆく刹那 独りきりの夜を繰り返す 過去は永遠に消えないのに 傷は疼き続けるのに 闇を振り切るようにただ 淀んだ霧を裂いた 灰色の月に吠える
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