
歌詞
作詞:大槻雄大
作曲:大槻雄大
失われた青春ばかり数えてしまうこの中。 輝かしい未来は全て結局この中。 騒いだりもした過去もあったけど精々この中。 画面を眺めて文字を読んでても溜め息この中。 戻ることはない戻ることはない 輝いた妄想だけは残ってる 戻ることはない戻ることはない 色濃いエピソードだけが残ってる 会いたかったあなたに会えたはずニクいねぇ!この中。 靴を履く機会も減ったよベッドの上この中。 失われた青春ばかり まあ、どの道この中。 輝かしい過去も洗いざらいなくす徒然、言の葉 それは忘れた。
楽曲解説
流行病で、生活は一変しました。僕だけではないです。 僕たち大学生は学校にもまともに通えずオンライン授業。 それでも授業料は変わらず、PC上で教授の顔を眺めていたら一年が過ぎました。さすがに笑えてきます。 小中高と、イベントごとやインターハイみたいな部活の祭典みたいなものは軒並み中止。お涙頂戴のメディアは大会に出られなかった引退する予定の学生を中心にドキュメンタリーを作ります。どれも悔しい思い。 大人はそれをみて立ち上がります。 どうにかして子供達の夢を叶えようとします。 なんて素晴らしい世界。素敵だね日本。 もちろん素敵なんですけど。大学生はほとんど我慢。 我慢の限界で外に出れば、気をつけていても感染。報道。 「これだから大学生は…」ずいぶん言い慣れたように。 あなたたちは僕らに何かしてくれましたかね?とりあえず行動範囲の広くて時間が腐るほどある若者を厚いドアで閉じ込めておく。暇だからつけたテレビではどっかでなんかのチームの練習風景。それはよくて、ライブはダメ。 ここまで心が荒んだのは初めてです。 with?after ?うるせえんだよ。ばーか。 僕らが送る予定だった有益な青春は数えきれない。 僕らは放って置かれる。そうして諦めて大人になれと。 いやいや 少しは駄々をこねさせてくれ。 できる人は一緒に歌ってほしい。 皮肉る。この中で。
アーティスト情報
大人になりたい21歳、冬。











