歌詞

作詞：ざらめ

作曲：ざらめ

火車が乗せて行く亡骸 僕も乗せて行ってくれないか どんな罪も重ねるから 「そんな勇気もない癖に」 好き勝手言ってくれるじゃないか どんな愚行にも走れるから こそばゆい言葉に いちいち揺れ動く 蝋燭の火のように弱々しい 僕には何の取り柄もなくて 四の五の言うしか出来ないんだ 鳴り止め喧騒 くたばれ幻想 リアルもイデアルも消え去れ 百鬼夜行に潜んで 暴露やしないか、と怯えている 大丈夫さ 僕は異端 「そんなことないよ、 お前は至って平凡な人間だろ」 口を慎め 舌を切るぞ 透明な心に 泥を塗り込んでは 汚れちまったんだと大人ぶった 此処には何の愛着もなくて 二度と戻れなくなって良いんだ 気が付きゃ限度 いやまだいけるぞ 鞭打って更なる淀みへ やり残したことも やり遂げたこともない 走馬灯は砂嵐 まるで陰極線管受信器 葛藤も不格好だ 気障な台詞並べて 茶々を入れられても無視を決め込む 個々には何の違いもなくて 飲み食い寝る生き物で良いんだ 頼むぜ検討 それこそ幻想 答えは否、と解っている 僕には何の取り柄もなくて、って 思考止めるのがいけないんだ 留まれ残響 巡って残像 誰かの記憶に刻まれて