VOCALOID楽曲を投稿し活動、その独特に捻れていながらキャッチーな楽曲、癖のある歌詞、自ら描くモノクロームの幾何学模様画のみの映像。それらの絡み合う世界を展開、シーンにおいて異様な存在感を放ち、ある意味その後の同シーンの大きな流れを完全に決定づけたwowaka(ヲワカ)。
2011年にはアルバム『アンハッピーリフレイン』を発表。その後に、自らの口で言葉を発したい、人の目を見て演奏し歌いたい、更に面白い音楽を創りたい、人と共に何かを創りあげたい、そういう自身の感覚のもと、彼はネットシーンの海で交わった仲間とバンドを結成。“ヒトリエ”として、wowaka、シノダ、イガラシ、ゆーまおの4人で2012年本格的に活動を開始。
地に足の着いた活動を、との思いから、敢えてインターネットとは一定距離を置き、ライブ活動・製作期間を経て、2012年12月に自主製作ミニアルバム『ルームシック・ガールズエスケープ』、今年4月に自主製作EP『non-fiction four e.p.』発表。今年4月・5月には自身初のワンマン『hitori-escape』を東京で開催、両公演ともチケットは即日完売となった。
そして今年9月、自身初となるMusicVideo『SisterJudy』をウェブ上に公開、それと共にウェブサイトをリニューアル。同時に、11月4日に渋谷eggmanにてワンマンライブ『hitori-escape:11.4 -非日常渋谷篇-』を行うことを発表し、即日完売。そして、この日のライブで、ソニー・ミュージックグループ傘下に自主レーベル<非日常レコーズ>を立ち上げてメジャーリリースすることを発表。さらに、年末に行われる「COUNTDOWN JAPAN13/14」出演も決定。
wowakaの持つ少女観・言語観、ポップセンスを軸に、バンドとして1から音を組み上げることで、更に純度の高い、強い音楽を目指す集まり=ヒトリエ。これまで自らの力のみで進んできた彼ら。その経験はそのままにメジャーというフィールドに移行するヒトリエの音楽をよろしくどうぞ何卒。
