歌詞

誰かの一番になりたくて 俺は君のことを恨んだ 「もうさよならだね」 もう何回目の言葉、聞き飽きてしまった 今日さ、ここからだね もう何回目の言葉、耳が腫れてしまった 「どうせこのコードの続きは こんな響きが来るんだろう」 きみはそんなことばっか言うけどさ そんな仏頂面、 崩れたとこがただ見てみたくてさ またバカを見ても歌を歌う 誰かの一番になりたくて 僕は君のことを恨んだ そんな僕も置いてかないで 歌う、君の歌が好きだ もうさ、きっと変わることなんてない 君と僕、日々と虚無の関係性、ただ深まっていって 尚更だね、 笑顔で歌う君を、少し気にかけてしまった 「『誰かの一番になりたくて』 俺には、君の歌が痛んだ」 そんな文句ひとつ漏らさないで 笑う君が少し心配だ 「さよなら」しか歌えないから そんなとこも頷いてくれる 僕は君にはなれないけど 僕なりの陰を描いてみてる 思い出したくない温もりも 思い出せないくらいの緊張も 忘れなくていいから 忘れる必要ないからってさ 言う君に救われたから 誰かの一番になりたくて 君の一番になりたくて 気付けばここに立っていた そんなことばかりを夢見て 今年も世が開ける 「またね」に縋り 抱えてうっかり 支えられた日々すらも忘れてしまう。 そんなことばかり歌う君の日々に 完敗、乾杯。腹一杯なんだよ