歌詞

解けきれない 夜の名残雪が 陽の当たらない 路地に 残されていた 解けきれない ぼくの胸の内は 誰の目にも触れないで 消えてくだけ　 そっと吹いた風が 頬を伝って過ぎてく 冷たさを紛らわす どれだけ強く　花が開いても 足に踏まれて窄んで 水に還るだけ　 彼方に散って残った 冷たい記憶の欠片 いつかきっと　陽が差しますように　 凍った雪は　解けない ふとした時　よぎる 君の声が あの時あなたに　出会って何かがそう 変わった気がしたんだ　季節が変わる様に 気付き始めるのに　時間はかかったけど これがきっと愛なんだと　教えてくれた気がして 心のずっと奥に　残ったこの雪達は どうにもならないと　諦めていたのに 溶けだしてくれたんだ 溢れ出す　溶けた思い出は ずっと荷物だったけど今はもう手放せたんだ 彼方に散って残った 冷たい記憶の欠片 日が差して　輝いて