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作詞:麻生導洋
作曲:麻生導洋
帝国時代 目だけで侮蔑を表し 口は閉ざしたままの人々がいた 物言う恐れは集団を生み 物言う者を自然と孤立させる 長い夢から覚めたばかりの世捨て人が うっかり群衆に入り込んだら ひとりでに道が出来ていた 狂気が作る道を歩く あくびした世捨て人が 向けられる敵愾心に気付いた 覚えのある顔 小さな狂気は燃え広がる 人から人へとたちまち膨らんで 集団はその大きさを誇示し始める 多勢に立つ味を覚えた君は 一人きりの僕が邪に見えたのか 僕を悪に仕立てた 帰属意識が君を飲み込んだ 帰属意識が君の鼻息を荒くさせた 君だけの気持ちなら本物かもしれないね 主観を喪失するのが本当の流行り病だ 流行り病だ どんな夢でも結末を迎える前に目が覚める 青い朝にどこからか聞こえる 協調することもなく笑う人々の声 君は一人きり雑踏を歩き いずれ僕を見つける 僕はずっと待っている 久しぶりにたった一人になった 君と向かい合えるのを
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