歌詞

幽霊たちが踊り出したら始まる夜のパレードは 深夜２時の渋谷を通って盛大に続いてく 幽霊たちは楽しいパレードで踊ることに夢中すぎて 静まり返った東京の街を呪いながら進んでく ここまで生きたら やることもないし 天国へ行っちゃおうかな 誰も出迎えに来ないパレードは 何かがおかしい誕生会 空の果てまで胴上げしてくれる 幽霊たちの歓迎会 走馬灯に火をつける 幽霊たちが踊り出したら始まる夜のパレードは 盛大に進み続けて住宅街を突き進む 頭の中鳴り響いてくる最高潮のパレードは 僕の中に収まりきらない魂を吸い取ってく 幽霊が踊る 不気味なパレード 僕も参加しちゃおうかな 盛大に迎えてくれるパレード 何かがおかしい追悼会 これまでの全てを神に捧げる 現実からの送別会 走馬灯に入ってく 僕を迎える楽しいパレード幽霊たちと踊り出して 楽しすぎて心臓の音が耳元まで聞こえてくる 朝が来ても楽しいパレードはどこまでも続いてく 山を越えて谷を越えて東京から離れてく 天国の前に 楽しいパレード 派手な生前葬みたいだ ２４時間踊り続けた僕と幽霊がついた場所 富士山の近く樹海が広がる鬱蒼とした森の中 なぜかロープを持ってた幽霊ぶっとい枝にぶら下げて 僕を招いて頭を通せと命令してくるんだよ 直前になって逃げたした僕は発狂して走り出す 幽霊たちは奇声を発して半狂乱で追ってくる 滝の上まで追い詰められた僕は幽霊に囲まれて 覚悟決めて滝の下まで思いっきりダイブした 新宿のビルの屋上から見る東京はきらびやかで 綺麗すぎて走馬灯のように思い出が浮かんでくる 踏み出せない一歩がどんどん遠ざかるその瞬間に 風に押されてビルの下まで思いっきりダイブしそう