歌詞

作詞：佐藤碧海

作曲：佐藤碧海

遠い街へ行くよ　 ここからずっと先の またいつか会えるかな　 お別れしなくちゃいけないね 流行病のせいで　 いつからだろう 会えなくなって 戻らない時間の中で たとえ明日が来ないとしても 夢にまで見ていた夢は ただの夢のままで終わったし 妄想の中で生きているのにも 僕はもう疲れたんだ 出し忘れたふりをした 手紙は今も書きかけのままで 思い出ばかり 拾い集めて さようなら 1歩ずつ歩いてゆくよ どこまでも響き渡る アル・クーパー ライクなオルガン こもったギターの音で 僕のすべてを変えたように 懐かしい白昼夢の中で あてどなく彷徨っている ロビーのベンチに腰掛けて 微笑んでいた時のように 僕はとても弱い人間だから いつまでも割り切ることが出来なくて 強いお酒をたくさん飲んだって 結局何も変わらないさ 言い忘れたふりをした 言葉は今も届くことのないままで 薄明時の空の下で さようなら 僕はもう行かないと 押し込めていた いつかの淡い記憶が マジックアワーの空に滲んでゆく 新しい街にたどり着いたなら のばしてた髪の毛を切ろう 悲しみばかり数えるような 傷みは今も捨てきれないけれど 忘れちゃだめだよ また会う時まで さようなら いつまでも 心を込めて