
残夏に想う
Miz歌詞
作詞:Miz
作曲:Miz
水彩を落とした透明が 凪ぐ八月の彼方 指折り数えた休日に 少し気だるげな日差しの中で ふと振り返ると押し寄せる 蝉時雨と未来が なんだか懐かしく思えて、笑った 二つの影法師が揺られ 燥ぐ緑熟れる田舎の道で 分からないことを知りたくて 冒険したのは何度目だったろう 風鈴の音が風に溶く ひどく切ない気持ちに溢れてる またあの夏の予感が、している 遍く青い空の下で 白い白い光の中で 君に咲く青い春を見てたの もう二度と戻れないような気がして あの夏の日を想い出す 君と二人落ちたセカイ それがこんなにも美しく褪せるのは 水彩の滲んだ憧憬に 擦りむいた膝小僧握った手と手 まだ知らないこと聞きたくて あと少しだけなんて何度願ったろう 二つの足音が風に溶く どうしようもないほどに溢れてる またあの夏の君が、笑ってる 後ろ髪惹かれ立ち止まる 誰もいない箱庭の中 泣き出しそうな心の瞼に 透過して差し込んだ温みに似てる あの夏の日が覚めていく 君と二人駆けたセカイ それがこんなにも美しく褪せるから 遍く青い空の下で 白い白い光の中で 君と咲く青い春を見てたの もう二度と戻れないような気がして あの夏の日を想い描く 君と二人落ちたセカイ 今この想いが美しく褪せるまで
楽曲解説
夏が来る度に感じる風の匂い、蝉の音、果て無き青、郷愁。 それらを鮮明に感じ取れたあの頃を、今なお感じている夏を、どうにかしてこの先も繋ぎ止めたかったという自分の精神的な幼さ故に出来上がった曲です。










