歌詞

作詞：林　陽明

作曲：林　陽明

春先の花々が咲き誇るモデラート 柔らかな腰つきの純白のセパレート くつろぐ優雅な調べ　肌をくすぐる 胸元抱きしめる度　調べ奏でて 小舟を漕ぎ続ける小川のせせらぎには 水面にも艶やかな花びらを浮かべて 日差しも波打っている　呼吸忍ばせ 少し贅沢な午後の　お茶の時間だ アラカルト　エレガントな　口当たり 喉越しも　気品に満ちて 花びらの香りがするワインを飲み干して 唇に残る君の残り香を惜しんで 何度も忘れぬように　口に福増せ 私の体の一部　になれと食す 味わう甘美さは室内楽を奏でて 旨味が四重奏に重なり溶け合ってる 指先弦を震わせ　脳に伝えて 気高き美しい肌　楽しんでると アラカルト　エレガントな　口当たり 喉越しも　気品に満ちて 果実酒を　染み込ませた 味わいを　滴らせて 庭園をめぐり離宮へと誘わせて 離さないで音楽が鳴り止まぬ 食事をしながら音楽を楽しんでいる お茶しているつもりが いつしか酔いどれてる 茶菓子も果実も含め　花をめでたり さながらいつしか君を　楽しんでいる 密かな楽しみは禁断の蜜と共に 懐の中でくすぐり育ませてくれ 誰にも踏み入れさせぬ　王宮の中 輝く音楽となる　蜜の味わい アラカルト　エレガントな　口当たり 喉越しも　気品に満ちて 果実酒を　染み込ませた 味わいを　滴らせて 庭園をめぐり離宮へと誘わせて 離さないで音楽が鳴り止まぬ 天空の回廊から羽ばたかせてくれ 離さないで二度と離れぬように