歌詞

君も僕もずっと一緒だった だけど行き先はここで別れてしまった 君がくれたあの手帳に書いた地図は今も一つになっている 震えた指先にかかった霧のような視線が 刺さっていても気が付かぬフリでまた 笑顔を見せる そびえ立つ木陰 ためらいもなく朝を迎え 正しいことも宙に消えた八月 帰らない夏 ふざけた笑い声 いくつもの懐かしさにやられてしまいそうになる 君と僕はずっと一緒だった だからこのままで言葉もなく過ぎてた 「明日には終わるよ」繰り返し言ってた 傷付く未来を優しさとは呼べない 君が見てた空白だらけのヒーロー 泣いて塞がれた傷が綺麗に閉じていく 泡のように酷く濁って 魂なんてわからないもの見せないで 君も僕もずっと一緒だった だけど行き先はここで別れてしまった 君がくれたあの手帳に書いた地図は今でも 君と僕はずっと一緒だった だからこのままで言葉もなく過ぎてた 君が見てた空白だらけのヒーロー 泣いて塞がれた傷を綺麗に消すだろう ここにいるから ここに いるから