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あの恋はバターのように溶けて、トーストのように染みる
作詞:菜紘
作曲:菜紘
だらしない下着は投げっぱ 君の枯れてた声のおはようは アラームより 目が覚める気がした 焦げた匂いにつられて トースターに近づいて 2つ焼いてた食パンは 今は1つだけ 起きた昼過ぎまただな 夢も見たのに忘れて 無駄な時間も増えてさ イライラしてるうちにね 「私が起こしてあげるよ」 この言葉を聞くたびに 「自分で起きれるから」って 笑ってた僕はどこ? コーヒーの素 君のもと もともと 苦いだけじゃずっと 飲めない味を 日々の「好き」 秘技の「愛」これらの 甘さを入れすぎて もっと飲めなくなってしまった 恋だった君に触れれば溶け合い消えてしまいそうな僕ずっと前から好きだったんだよ 憩いだった夜も無くなって しまい並べた思い出が温くて柔らかくなってぐっと染み込んだ 手と手絡んで仲良し うぶで切なくなるよね 寝起き不機嫌そうな顔すら 見せなくなった 暇さえあれば喧嘩をして 泣かすのも笑わすのもどちらも得意だった 思い返し過ぎて居て あの時のままで止まっている。 気持ちが虚しくなる 夜が明けて朝になれば 君を忘れれる気がしていたけどダメだったんだよ あくびをして バタートーストをかじって 朝日を浴びながら ぐだったり 急いだり 怒ってて 笑ってて 楽しくて 2人で迎えてた朝が懐かしい
2022年結成。大阪発スリピースロックバンド。 あなたの心から、決して剥がれる事のない音楽を。 日常で湧き上がる後悔や迷い、懸命に生き抜こうとする意志を、ロックなサウンドで放ちつつ、ポップなメロディで肯定していく。
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