歌詞

作詞：椎名 涼花

作曲：椎名 涼花

子供でも出来てしまう啄むようなキスのあと 少し細い指が優しく私の頬撫でるとき 溢れかけて零れた本音は乱れたシーツで隠して 背中に残るぼけた爪痕 どうせすぐ薄れてしまうのに 煙越し かすかに触れた ベビードールの天使が泣いた夜 いつも通り月が笑いかける 煙みたく消える絶え間なく美しい ベビードールの天使が舞う夜 たばこの匂いは確かにそこにあるように 抱きしめて いつまでもわからぬまま 誤魔化され有耶無耶にされては そっけなさも愛せるほど私は優しくないのよ 煙越し 咥える口元に ベビードールの天使が泣いた夜 いつも通り月が笑いかける 煙みたく見える 雪肌の柔さも ベビードールの天使が舞う夜 吐き出すばかりの途方もない真白もすべて 抱きしめて ベビードールの天使が泣いた夜 もうすぐ明けてしまう夜のせいね 煙みたく消える 魔法が解ける瞬間も ベビードールの天使がうたう夜 たばこの代わりに私を抱きしめて 煙で包んで