歌詞

尖った言葉を突きつける 零れ落ちてく黒が煌めく 濁った瞳で空を見る 今夜も雲が星を喰らう ズレてるくらいが快楽天 蔑まれてる方が心地良い 期待も希望も絶望も 馬鹿馬鹿しいって吐き捨てた 与えられていた餌の味 見た目は違えど変わらない 燻ったままの欲望が 壊れた様に騒いでる 響く鼓動が煩くて 疼く呼吸も面倒で 生きている理由はもう既に見失っていた 嗚咽さえ零せないくらい 悲鳴も忘れるくらい 全てを奪い去ってしまいたくて 正解なんてない世界で 不正解が光って見えた 歪んだ愛を抱きしめて 尖った言葉を片手に くだらない街を彷徨った 綺麗なものを見る度に 汚してみたいと思った 傷がついたその瞬間が どんなものよりも美しい 自分を満たせばそれで良い どうせ理解なんて出来ないでしょう 奪われたものがありすぎて 盗んで行くしかないんだ 心の隙間を埋める様に 無関心に呑まれない様に 刺激的な感情を求めて悲劇を産む 剥がれ落ちていく道徳心 止まらないこの好奇心が ふざけた思考回路を切り裂いていく ガラクタの脳で生み出した 正義も愛も偽物だ 馬鹿みたいだヒーローなんて 崩れるだけのこの世界に 価値有る物なんて無いのに 憎み合うだけ 騙し合うだけ 些細なことで殺し合うだけ 奪い取るだけ 奪われるだけ ひたすら繰り返すだけ 震える声が聞こえたって 涙が地面に落ちたって シャボン玉を割る様に 簡単に 消し去っていく 嗚咽さえ零せないくらい 悲鳴も忘れるくらい 全てを奪い去ってしまいたくて 正解なんてない世界で 不正解が光って見えた 歪んだ愛を抱きしめて 尖った言葉を片手に くだらない街を彷徨った 尖った言葉を突きつける 煌めく黒が零れ落ちる