楽曲解説

口下手で物分りの悪い主人公 仕事仲間に叱られてしまう。「何度言ったら分かるんだ！だからさっきからそう言ってるだろ？」 主:「ハイハイそれでなんですか？」 怒られてばかりの日々にうんざりしている。 余計なことを言うくらいなら黙るほうがいいと無口になってしまう。「このまま無口がお似合い…息するだげで十分です」 周りが楽しそうに話していても 黙って見てるだけ（黙り参加） 正直つまらないけど話に参加して変人だと思われるよりは喋らない方がマシだと思っていた。「つまらないなでもいいや」 自分の思いを口にできず何かモヤモヤが溜まっていく、その感覚に怒りを覚え人に当たってしまう口を開けば皮肉や文句ばかり 素直に気持ちを伝えること出来なくなる。 だけど誰かに聞いて欲しいと願い 無理に話を作る 嘘でも続く会話に安堵し何故か沈黙を避けるようになった。「沈黙ほど怖いものは無い」 偽る自分を見せることしか出来なくなり 歪んだ性格に変わっていく。 治すことは困難で臆病な主人公は自分に「それでいいんですか？」と問う 何も出来ず月日が立つ 話せないストレスで苛立ちが増す。 主人公の中のもう1人の自分が語りかける。 「吐き出せ叫べ言葉を 味気ないならプライドなど捨ててしまえよ」 ふと聞いた他人の会話は愚痴やどうでもいい飼い猫の話で自分が思ったよりつまらないものだった。「つまらないことが会話になりすぎだ」 自分と周りを比較し自分が惨めに見える 過去の自分を振り返るシーンサビと同じ歌詞 (黙りばっか黙りばっか) つくづくつまらない人生だと受け入れる 「話したいことがあるんだよ」 そこら辺の会話は飼い猫の話や愚痴なら 自分も話したいと思うようになる 終盤もう1人の自分が問いかける 「いつまでもそこにいるんですか？それで本当にいいんですか？」 助走をつけて会話しようと勇気をだす