歌詞

作詞：チクシヒロキ

作曲：チクシヒロキ

工場から一番近いコンビニはお弁当の種類がいつも豊富でさ きっと僕が働く大きな工場の勤務時間に合わせて仕入れている ２４時間ベルトコンベアーは止まらない ８時間ごとに僕らは入れ替わり単純作業を終えたその足で 僕はいつも通りコンビニへ向かう チキンタツタ弁当と発泡酒２本 君がいるレジへと持って進む 「今日もお疲れ様です」って優しい言葉いつもありがとね もしも僕がもう少し若けりゃ 腹が出てなきゃ、ハゲていなけりゃ 君のこときっともっと知れるのに 下の名前で呼びあえたのに 君にとって僕はバイト先によく来る 工場のおっさんA 工場から一番近いコンビニで今年の春からバイトしてる 苗字はさ「佐伯」さん 名前は知らないけど多分隣駅のS大生 たまたま非番の日に見かけた彼女は 満員電車のつり革でうとうと （今日もお疲れ様です）って 口に出さず言ってみたら目が合った もしも僕がもう少し若くて工場なんかで働いてなくて 君と同じキャンパスに通っていて 帰り道も君と同じ方向でこんな風に偶然出会っていたなら、、 なんてバカみたいなこと考えながら ベルトコンベアーから流れてくる現実と戦ってる 電車のつり革一つずつ組み立てて 今日もおっさんAは定時で上がるのです そして君は言う 「お疲れ様です、お弁当温めますか？」