歌詞

作詞：武藤 晴葵

作曲：武藤 晴葵

夕暮れ交差点の喧騒 人波に僕は流されるだけ 俯き横目に見たのは 独りで歌う路上のシンガー 終点へ急ぐ各駅停車 次々に降りる人を見て 辞めていった仲間の姿と重ねては 不安は一層増すばかりだ 当たり障りのない日々 普通に生きるが難しい 気持ちに余裕はなくて 苛立つ僕が嫌いだ 無力な僕が嫌いだ もういっそ諦めがつけば 楽になるのかな 叶えたい夢があって その為に必死に働いて 疲れて眠りについて そんな日々を繰り返す 意味が無いはずはなくて でも信じれなくなってしまう 生活の空に呑まれていく 均一に列を成す常夜灯 終わりの見えない長い道 1つだけ消えかけた明かりは 僕の姿を見てるようだ 分からなくなった日々のこと 投げやりになった明日のこと 玄関の扉は重さを増す 逃げたいと心が叫ぶが 確かめたいのは 僕が生きたいと思う意味 望まない朝が来て 明けない夜が来て それでも必死に日々を紡いで なんとか息をしている この広い空の下 会いたい人がいるんだ もう少しだけ頑張ってみよう 生活の空に呑まれる前に