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"それぞれの人とそれぞれの街へ" 作曲のきっかけは東京に遊びから帰ったあと地元の、都会とは言えないけど確かに栄えている街の情景を見て、この街を描きたいという思いで歌をつくりました。 僕のような田舎者には東京は遠い憧れの場所で、東京の街の歌というものはたくさんあるけれど、東京だけに絞りたくないという思いがあり、それぞれの思い出の街というものがあると思うので、もちろん東京に住む人は東京含めそれぞれの人がその街と年を重ねていく姿が伝わればいいな、と思います。
作詞:かふ
作曲:かふ
Cruising City 迫真に満ちたこの街と 寄り添うだけのキーライト 例えば心を俯瞰してみて 潜り込んでくるのはいつも 塊になった僕のエゴ そうやっていつも自分を軸に 世界を回していくの? 見せかけただけのふかしたタバコに むせかけて虚栄心壊されるように 作り物の姿 見方が穿った いつか消えちゃうのかな 僕は知らないよ 僕は知らない、ただ プラマイがどうか計算しては 拙い毎日更新してく 僕は汚いよ 僕は汚いこの 古くなったハイカラだった街で 歩くスピードの拍子が変わる 包まれた拍手に怯える日々 土砂降りの雨に聞こえたすべて 淡々と歩いて見せてるのも 緩慢な僕を殺していくため 曖昧な感情と怠惰な毎日が 代替可能の自分をたらしめる 全部ホントで全部ウソなんだ この笑顔じゃもう笑えない 虚ろな目で見てくぐもった声で 笑って舌を出した 大人になったら淀んだことしか 言えなくなるのかな 僕は知らないよ 僕は知らない、ただ プラマイがどうか計算しては 拙い毎日更新してく 僕は汚いよ 僕は汚いこの 古くなったハイカラだった街と 歩くスピードの拍子が重なる 嘘つきな街の言葉にただ流されないで 暗いけど確かに掴んだ気がする街の呼吸 変わりない揺ぎない意思が 消えてしまわぬように
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