懐中銀河

doluce
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歌詞

作詞:大歳祐介

作曲:大歳祐介

ラピスラズリを砕いた空 忘れられた廃墟の群れ 家を抜け出しては 秘密の基地へ駆けていた 容易く暴かれてしまった 君はその日そこにいた 星を追いかけて 空を映す眼は輝いていた 刻が止まる 息が止まる 立ち尽くすこと以外忘れて 君は僕に 気付くと謝ってから 駆け出すけど ふと僕の手は 君を求めていた 幻を見ていた 瞼の奥に封じ込めた あの満天の星空の下で 君の瞳から溢れるものを 光に誘われて 動けなくなった羽虫の様に 僕は今でも 忘れられない あの日君が見せた銀河を ポケットの中の夢 青い星の影の中 錆びついた針が指す刻 過ぎたあの日から 君は必ずそこにいた 交わさなかった約束が 僕らを繋ぎとめていた 淡い明かりを頼りにふたりは夢を見た 形もない 名前もない 闇に溶けたふたりの秘密 歪なほど 愛しくなる 声だけが 互いの証明 そう僕の手は 君に触れられなかった 星を追いかけた あのコンクリートの檻の上で いつか僕らが大人になることに 胸をときめかせながら 二度とは会えない それが唯一君といた証 君が隠した 光の在処を 僕はまだ探し続けている 交わさなかった約束を 僕はあっさり破ってしまった そんな僕を 君はきっと赦してしまっただろう 振り返ることも 夢を見ることも 忘れようとしたはずなのに あの日僕が見た 涙はきっと幻じゃない 君の小さな 瞳の先に 果てしない夢を見ていた 振り返ったっていい 置いてきたものは灯りになる あの懐中銀河の果てまでも 届く光を放っているから 終わりのない道を 決して尽きることのない未知を 僕は再び 歩き出したよ どうか僕を赦さないように ポケットの中の夢 瞳の中の懐中銀河

アーティスト情報

■Vo&Gt.大歳祐介(@yukkedoluce) ■Gt.細井健太(@kenta_gt0729) ■Ba.久間雄坪(@Parker_no_hito) ■Dr.石崎竜次(@dr_szn) ▽HP http://doluce.wp.xdomain.jp/ ▽contact doluce.official@gmail.com

shea

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