
歌詞
作詞:Makin
作曲:Makin
二十歳の僕が見たら 今の僕を笑うかな それとも案外 何も言わないかな 昔書いた夢の欄に でかい字で何か書いた 何だったか思い出せない 紙だけ黄色くなっていた 有名にもならなかった 金持ちにもなれなかった だけど妙に朝は早くて ゴミの日だけは覚えてる 大人ってもっと大人だと 勝手に思っていたんだ 答えを全部持っていて 迷わず靴を履くものだと でも僕らは 財布を忘れて戻ったり 言わなくていいこと言ったり 大事な日に寝坊したり それでも歳だけ ちゃんと取った 何者にもなれなかった それで僕らは 何になったんだろう 夢を叶えた人の横で 拍手するだけの日もある 負けたなんて認めるほど 勝負した覚えもないけど 名前のつかない今日を生きた 何者にもなれなかった 僕らへ 久しぶりに会った友達が 少し立派に見えた夜 帰りの電車の窓にいた 僕だけやけに普通だった 誰かの成功を見るたびに 焦らないふりが上手くなる 「俺は俺」って言いながら 検索履歴は正直だ 幸せなんて比べた瞬間 ずいぶん安く見えるのに 分かってる 分かってるんだ それでも比べてしまうんだ もし人生に表彰台が 本当にあるとして 僕はたぶん 客席のどこかだ でも客席にも 生活がある 帰れば洗濯物があって 待ってる人がいたりする それを小さいと言うなら 小さいままでいい 何者にもなれなかった だけど僕らは ここまで来たんだろう 途中で捨てた夢の数も 選ばなかった道の数も 全部抱えて歩けるほど 強くはなれなかったけど 名前のつかない今日がある 何者にもなれなかった 僕らへ 何者かにならなくても 僕らには名前がある 二十歳の僕に会えたなら 謝るのはやめておく たぶんあいつも 何も知らない
楽曲解説
夢見ていた二十歳の自分と、思い描いていたようにはいかなかった今の自分。 誰かの成功を見て焦ったり、「俺は俺」と言いながら比べてしまったり。 大人になれば何かになれると思っていたのに、気づけば何者にもなれないまま、普通の毎日を生きている。 でも、それは本当に「何者にもなれなかった」ということなのか。 夢を叶えられなくても、選ばなかった道があっても、名前のつかない今日を生きて、ここまで来た。 そんな僕らに向けて作った曲です。 2026年、日本での正式リリースに先駆けてEggsで先行公開。 この曲から始まる、全10曲の『まあ、生きてる』。 少しだけ、楽しみにしていてください。
アーティスト情報
**Makin(メイキン)** 韓国出身、福岡を拠点に活動するソロアーティスト。 韓国で音楽活動を続け、楽曲制作・リリースなどを経験。 現在は日本で生活しながら、音楽活動の幅を日本へと広げています。 日本で過ごす日々の中で出会った風景や感情、何気ない日常の瞬間からインスピレーションを受け、日本語での楽曲制作をスタート。 J-POPを軸に、ポップ、ロック、ヒップホップなど様々なジャンルの要素を取り入れながら、自分自身の経験や感情を素直な言葉とメロディーで表現しています。 2026年より、日本での音楽活動を本格的にスタート。 リリースだけでなく、ライブ、イベント、オーディションなど、新しい場所にも積極的に挑戦していきます。 韓国から日本へ。 これまでの音楽を大切にしながら、新しい音楽と景色を作っていきたいと思っています。 福岡から、少しずつ。 よろしくお願いします。










