歌詞

目が覚めて突然　あなたの飼ってる犬を忘れた 夜が明けて忽然　テープのついたビニール傘をさして出て行った 気づいてないなんて思わないで まだ許してくれなくていい けど大切なものだけ残していかないで 愛だ恋だって雨を降らせても 愛も恋もなきゃ傘はさせないの あなたがよどんだ　私が汚れて 拭き取ったタオルが愛しくほどけてく 私に語った　あなたの生きてる価値なんてのは 風が吹いたらＴシャツと一緒に飛ばされていく どうしても見つけたくってよれよれのパジャマで出たって 水たまりの中にいる自分が嫌になるだけだった まだあなたにだけ見せたえくぼも 隠したまま生きてるような私を見てよ 愛だ恋だって哀れぶっている だらしがなくて痛いだけの私 明日が晴れだと落ち込んでいたような 二人の部屋にぽつりと穴があいた 期待をしてるわけじゃなくて ただ雨が止んだとき 目の前にいる当たり前をなくして まだ許してくれなくていい けど大切なものだけ残していかないで 愛だ恋だって雨を降らせてた 愛も恋もなく傘を閉じたまま あなたとみていたリビングの明かりが にじんで視界をぼんやり色づけた 愛だ恋だって雨を降らせても 愛も恋もなきゃ傘はさせないの あなたがよどんだ　私が汚れて 拭き取ったタオルが愛しくほどけてく