歌詞

風が窓を叩く嵐の夜に　胸の中で悪魔が生まれたのさ 通いなれた道も　見慣れた街も　その日から全てが違って見えた 重たい扉の向こう　忍び込めたなら　そこには必ず自分の居場所がある 信じた道を行くなら　ひとりになるけど　誰かと同じゴールじゃつまんないよな どうして涙こぼれるの　別に悲しいわけじゃないのにさ かきむしった傷跡が癒えるその前に　口ずさめる歌と共に旅立とう 朝もや煙る街を夜明けのバスで さよならの意味も知らず　愛もわからずに　ただ無鉄砲でガムシャラだった 寂しさも無理やり押し殺したよな　あの日　聴いたロックンロールは 静寂の夜には悪魔が笑う　お前の望みを一つ叶えてやろう 俺はすがる思いだった　あの日を返せと　ダメだ過ぎ去った日々は取り戻せない 「激情!!揺れる満月」は負け犬どもにも　手を差し伸べている 古傷見つけるたびに優しくなれたら　届きもしない夢も叶うのだろうか 今ならきっと歌える歌もあるだろう 旅の終わりの果てなら照れ臭いけれど　愛していたと伝えなくちゃね 寂しさも無理やり押し殺したよな　あの日　聴いたロックンロールは そして行き先を照らすのは街灯でも　まして太陽の光でもない 今も胸の奥で輝き続ける　あの日　聴いたロックンロールさ あの日　聴いたロックンロールさ