歌詞

誰かのために合わせている今 なりたくもない色に変わる 仕方がないさ誰もが 偽りの自分を生きているんだから 切り離していたつもりでいたが 本来の色でさえも 知らぬ間に投影されて 少しずつ濁っていった 不透明になる 階層の果て 変わっていくのはあなただけじゃない 不透明な実体のない日々に 生活の中に取り消し機能なんてない 幾重にも重ねすぎた 色彩のオーバーレイヤー すべて自ら描いたものなのだから 濁り切ったその姿をRGBにほどけばまた どんな色も作れるはずさ どこにでもいけるはずなんだ あらゆるものが混ざった姿 捨て去ることできないなんて 分かっているんだ嫌いな 自分を長いこと生きてるんだから 現在形に塗りつぶされて 道のりは見えないまま 理想像描いてた過去も 忘れた思い出せないな キャンバスなんてさどこにもないよ 描きやすいところをそう呼んだだけ 際限なく続いていくような日々を 一枚ずつ剥がせば描いていけるから 新規作成はしなくていいさ 寝て覚めれば始まる 新しい日は白紙ではないだろうけど あなたが思い悩んだ不透明を重ねればまた その先に描けるはずさ 何も捨てなくてもいいんだ