
歌詞
作詞:ASAHI / t.hama
作曲:t.hama
特別じゃない日を拾って ポケットの奥で育ててる しわくちゃの100円引きだって 今の僕には 宝の地図みたいで 自分を見失うっていうより 世界の方が迷ってる気がして それなら僕くらいは 自分の味方でいたいよなって思うんだ みんな今日をやりくりしてる 未来という未完成の映画のために 難しく考えるクセは治らないけれど 泣けるなら泣いちゃえよ 止まれるなら止まっちゃえよ 誰よりも自分を信じて 積み上げてきた努力は 時々ジェンガみたいに崩れるし 叶い損ねた夢の残骸が 夜道でつまずく原因になったりもする “結果が全て”って言う世界に 僕らずっと理由を探している だけど答え合わせの権利くらいは 今日の僕に預けさせてください みんな今日をやりくりしてる 夢というあてのない羅針盤のために 難しく考えるクセは治らないけれど 甘える日もあるさ 逃げだす日もあるさ それでも自分を信じて みんな今日をやりくりしてる 自分という矛盾だらけの生き物のために 難しく考えるクセは治せないけれど 悩んだぶんきっと 迷ったぶんきっと 本当の自分と出会える
アーティスト情報
ASAHI|Artist /Rock ASAHIの歌には、最初から答えがあるわけではない。 むしろ、言葉にならなかった感情や、飲み込んだまま行き場を失っていた痛み、その奥でかすかに灯り続けていた願いのようなものが、声になることで初めて輪郭を持ちはじめる。 強さだけでは語れない。優しさだけでも足りない。人はもっと曖昧で、もっと不器用で、もっと切実なものを抱えながら生きている。ASAHIは、その複雑な揺らぎを、飾ることなく歌の中に差し出していく。 まっすぐでありながら、どこか危うく、静かでありながら、確かな熱を宿した声。 その響きは、誰かをただ慰めるためだけのものではない。忘れたふりをしていた本音を呼び起こし、見ないようにしてきた感情にそっと触れ、聴く人それぞれの心の深い場所に沈んでいく。華やかな言葉で塗り固めるのではなく、削ぎ落とした先に残る本物だけで立とうとする意志。ASAHIの表現には、そうした静かな覚悟がある。 光だけを歌うのではない。痛みも、孤独も、迷いも、簡単には報われない時間も、そのすべてをなかったことにせず抱きしめたまま、それでもなお前へ進もうとする心の動きを歌う。 綺麗に生きられない日があることも、言葉が見つからず立ち尽くす夜があることも知っているからこそ、その歌は嘘にならない。完璧ではない人間のままで、それでも自分の声を信じて進むこと。その姿そのものが、ASAHIという存在を形づくっている。 ロックとは、ただ激しさを纏うことではなく、自分の内側にある真実から目を逸らさないことなのかもしれない。 ASAHIは、誰かに与えられた役割ではなく、自ら選び取った感情と言葉によって歌う。媚びることなく、誤魔化すことなく、心の奥で鳴り続ける衝動に正直であること。その一曲、その一声、その眼差しのすべてで、生きている今を深く刻んでいく。 ASAHIが届けたいのは、完成された物語ではない。 傷つきながらもなお消えなかった想い、壊れそうな瞬間にも手放せなかった願い、何度でも自分を見つけ直そうとする意志。その生々しい温度を、音楽というかたちでこの世界に残していく。 それが、ASAHIである。









