メロンソ

killmilky
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歌詞

作詞:中野ち子

作曲:中野ち子

夕焼けが赤すぎる。緩慢に死に近づいている。サイレンが遠くでずっと鳴っている。遠くの雨の音がずっと聞こえている。腐りかけた夏の匂いがしている。白いスカートがただ僕のためだけに揺れている。君を愛している。ただ愛しているから、愛しているって言って。送電塔のぼってふたりで電線で奏でたメリークリスマスを聞いて、メロンソーダかぶって嫌だねって笑っている姿が目に浮かんだ。  蝉の音が響いている町は君の影をまだ揺らしているけど、君のことをずっと映している記憶は落ちていく君で終わっている。君は君を燃やす火の中にいる。白いビニールごしに見える空が綺麗すぎる。まだ愛している? もし愛しているなら愛しているって言って。真夏に降ってもわたしは、きっと白いから雪みたいだよねって送電塔のぼって言ったね。電線で奏でたメリークリスマスを聞いて、いつかの夏祭りでちょっと暑いから「メリークリスマス」と言って、メロンソーダかぶって嫌だねって笑っている姿が目に浮かんだ。

アーティスト情報

東京を拠点に活動する4人組バンド。2020年に小森まなこ(vocal / guitar)を中心に結成。2021年7月に初ライブを敢行。2022年4月に1st EP『If you kill milky me』、2023年7月に2nd EP『虚構のサンクチュアリ』をリリース。苛烈なノイズの轟音と、その隙間から響き渡るフィメール・ヴォーカルで、狂気と情念が渦巻くサウンドを淡々と鳴らす。

shea

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