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好きだった人に貸したシャツ。 好きだった人に借りたシャツ。 今までは当たり前に会っていたのに もう当たり前に会えない関係になってしまった2人。 あの時貸したシャツを。 あの時借りたシャツを。 返してもらうためだけに。 返すためだけに。 会う口実を作りました。 秋のお別れの曲。
作詞:前田琴音
作曲:前田琴音
君といた秋空の下 君と見た雲の流れに 遅いなって気づいたんだ 君と歩いた道にひとりぼっち 君が肌寒いねって言うから 僕が着てたこのシャツを君に貸すよ 少しニヤケながら嬉しそうに 「あなたのにおいがするね」っていうんだよ 想い出になるのが怖くて 君に素直になれなくて 君を何度も泣かせたね 嘘をたくさん付いてきたしもう君の涙は見たくないし もうお別れをしよう 9月の雨に打たれる僕を 可哀想な目で見て笑ってよ 哀れな目で見て嘲笑ってよ あの時君に貸したシャツを返してもらうためだけに 君に連絡するだけだから 寂しくなんかないわ あなたがいない見慣れた街を歩くことは 寂しくなんかないわ あなたとまたここで会える気がして待ってるの 思い出になってしまった想い出を思い出して また涙を流してる 嘘もたくさんつかれてきたし都合のいい女にも なり下がったのに 別れを告げる権利ないでしょ? 9月の雨に打たれる私を 可哀想な目で見て笑ってよ そっと傘を差し出してよ あの時君に借りたシャツがまだクローゼットの 中で光ってる 君からもらった服で隠した 9月の雨に打たれる二人を 可哀想な目で見て笑ってよ 寂しい目で見て嘲笑ってよ 思い出を思い出した時涙が出てたあの頃には もうお別れをしよう 10月の風に吹かれながら晴れた空の下で また会おう、今 涙なんてもう見えないから 君にあの時貸したシャツ 君にあの時借りたシャツを今 渡す為だけに会う口実を
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