歌詞

ハローハロー調子はどうだい 君の声きかせてよ その窓くもらせたため息の主の話を 何もかも思い通りになるような星回りじゃない なんてずっと前から分かってたじゃないか 今さらクヨクヨするもんかい 充たされないことの数を数えていたんだろう エラそうなこと言ってる僕も実は 似たような想い抱えていたりして とどのつまり同じような悩みはたぶんあるのだ いつかマイナスが加算じゃなく 乗算になることを祈って今日は歌う 何もかもやめにしようと考えたこともなくはない だけどそんな勇気もないから なけなしの気力ふり搾って生きるしかないんだよ 抱え込んだその弱さをさらけ出すことを ためらわせるワケ分からん空気を 一切合切　清浄機にかけてクリアにして 吸い込んだ後　吐き出す声で 「ぼくはここにいる」って 背負ったものひとつも捨てられずとも 生きていくのは笑いたいから 立ち止まったその後をいつまで悩んでんだよ その手足は目や耳は口は いったい全体なんのためについてんだい 積み重ねた理論武装はとうに破綻してるんだ だったらなおのことがむしゃらに　ひたむきに もがくこと 足掻くこと　それで御の字だろう！ かたく閉じた目を開けよ そうだそこにいるのが もう一度の始まりを待つ紛れもない自分だ もう二度と迷わないように今日を歌う