歌詞

作詞：pikapi

作曲：pikapi

ゴミを拾った 君の手が汚れた 見上げた都会の 空は狭かったな 二人で行った あの春の夜空も 嵌め殺しの心 無慈悲に乖離する 諦めなければ 頑張り続けたら 夢は叶うと 報われるものだと 信じて生きた 最果てがこれだ それでもきっと 君は笑うんだろう 「あの日をやり直せたらな」って言って 終わりを悟った者の目は まだ 私はもう過去を捨てた 泥塗れの靴を脱いで そんな顔をするのは何故？ 此処に叫んだ よろめいた騎士が唸って それでも君は行くのでしょう 君を殺した 私の手が汚れた あまりに無様な 滑落だったな 初めて舐めた アルコールの味は 滲んだ記憶を 消毒するような 「君はずっと高く翔べたはずなのに」 振り返った 秋風 君の匂い ただ 私はもう未来を捨てた 禁断の果実を食べて 正義を穿ってみたりして 此処に叫んだ 傲慢な騎士が茹って 目指した場所が消えていく 私が導いた答えがあったから 冷たい濁流の狭間で今を生きる 思えば誰かを信じてみたかったな いつから心が貧しくなったのだろう それなら もう嫌だ もう嫌だ 此処は もう一度 もう一度 君に 悍ましい 悍ましい から 消えたのだ 消えたのだ って言うんだ 愚かだな 愚かだな 誰も 忌まわしい 忌まわしい 君も 目を閉じて 目を閉じて 問うた この命 使い捨てなら 私はもう今を捨てた 負けたなんて思わないね 美徳に価値なんて無いわ 此処に叫んだ 刎ねられる騎士は笑った さよなら愛を騙る人 そんな 落命刹那靡いた髪が 君の色に少し似てたから 遣らずの雨になった気がして 革命前夜やっと嘶いた 嘶けた 今泣けた 私も行くよ いざさらば