歌詞

踏切の音 遠ざかる町 ポケットの中 絡まったイヤホン 「またね」って言葉 春の風に溶けた 何も言えずに俯いたままだった お揃いの曲に片耳を預けて それだけでよかったのにな もしもあの時 あと一歩踏み出せたら 君の隣で 今も歩けたかな きっとこの恋は あの歌は 色褪せず 僕に生きるんだろう 君が幸せなら それで良いからさ 解けないままの思いは胸にしまうの 流れる車窓 あの時には聞こえなかった ギターの音 もしかしたらまだ聞けなかった もう片方の君を 知れなかったからなのか ずっとこの恋を あの歌を 思い出して 泣いてしまうんだろう 君が幸せなら それで良いけどさ 埋まらない胸の穴は どうするのさ 沁みったれた歌詞が 嫌に心に馴染むんだ 君以外の起こることなんて どうでもいいくらい 好きだったんだよ 呆れるくらいに きっとこの恋は あの歌は 色褪せず 僕に生きるんだろう 君が幸せなら それで良いからさ 解けないままの思いは胸にしまうの