歌詞

初めて流す　あなたへの涙 流れるままに　渚を辿れば 潮騒と風は　そっと肩を 抱き寄せるように　私に優しくて 空は青く彼方を巡り　凪(なぎ)た海は　果てなく続く 砂は白く　潮(うしお)に踊り 波の無言(しじま)に　時は止まる 愛は海にもう消えて　絆だけを残すの 過去に溺れ生きるなら　明日の性(さが)を失くすの 私一人だけが　何故に海を見るの 初めて伝える　あなたへの想い 今にも溢れて　零れ落ちそうで 私が貰った　煌らかな想いは 丘を埋め尽くす　無垢に咲く花よ 空は遥か大地を照らし　光る雲は　果てなく続く 森はそよぎ　山へと走り 風の無言(しじま)に　時は止まる 愛は空にもう消えて　契りだけを残すの 明日を疎(うと)み生きるなら　過去の機微(きび)を失くすの 私一人だけが　何故に空を見るの 雲は暗く空に沈み　逆巻く海は　果てなく続く 砂は強く　潮(しお)に打たれ 轟(とどめ)く波音(なみと)に　時は止まる 愛は海にもう消えて　御影(みかげ)だけを残すの 明日を信じて歩みても　過去へ心　彷徨(さまよ)う 私一人だけが　何故に生きて行くの 何故に生きて行くの